会社にしれっと「おねだり」できる、新しい社員食堂／「オフィスおかん」

いきなりですが、「オフィスおかん」ってご存知ですか？

以前、テレ東のWBSだったか、ガイアの夜明けだったかで特集されてたのを見て面白いな―と思ってたのですが、ちょっと調べてみると、なかなか奥が深いサービスでしたのでご紹介します。

オフィスおかんって何者なの？

「オフィスおかん」は「オフィスにいながら美味しくて、健康的な食事を
24時間いつでも食べることができるぷち社食サービス」です。

企業がオフィスに小型の冷蔵庫を置き、その中に、レトルトパウチのお惣菜や、ぶどう盛り合わせなどのデザートを常備しておくという仕組みで運用されます。

社員は、100円～という低価格でそれらのお惣菜やデザートを購入し、食べることができます。

※画像は公式サイトからお借りしています。

似たようなサービスに、オフィスグリコがありますが、オフィスグリコがお菓子・ジュース中心の品揃えなのに対して、
オフィスおかんのメニューは、「鯖の味噌煮」「里芋の煮っころがし」など「おかず」色が強いのが特徴。
別の言葉で言うと、「THE・めし」って感じですね笑　実家のご飯みたい。

社員の使い方としては、例えば、コンビニでおにぎりだけ買ってきて、おかずはオフィスおかんで買い、レンジでチンして食べれば、安くて野菜の多いお昼ごはんを食べることができます。

また、テレビで見て「なるほどそんな使い方もあるのかー」と感心したのが、ママさん社員や、帰宅後に料理をするのが億劫な独身社員の、晩ごはんとしても活用されているということ。

帰り際に、「オフィスおかん」の冷蔵庫からお惣菜を1～2点購入し、持って帰れば、すぐに食べられるおかずに早変わり。夕食の献立を考えたり、材料を買って帰って調理する手間が省けます。さらに、スーパーなどでお惣菜を購入するよりも安く済むそう。

材料にもこだわっていて、国産の野菜がふんだんに使われていて、国内のお惣菜工場で製造する様子が、テレビ番組でも紹介されていました。

企業からすると、導入が難しい「社員食堂」

企業各社の管理部門、特に総務部や人事部の方からすれば、従業員満足度向上・リテンションのための施策としての「社員食堂の導入」は、一度は検討するものですよね。従業員アンケートなんかとると、社員からの要望として、「社食がほしい」と書かれることはよくあります。

しかし、実際に社食を導入するとなると、場所の確保、衛生管理や運営費などの課題があって、結局導入を断念する、というのは、企業の管理部門に勤める人たちの間では”あるある話”です。

注文時間にお弁当箱の回収…柔軟に運営しないと社員から支持されない、仕出し弁当

そういう課題ゆえ、私が以前勤めていた会社では、社員食堂を設置する代わりに、お昼ごはんとして仕出し弁当を割安で注文できるというサービスが導入されていました。

ただ、この仕出し弁当施策は、事前に注文しておかなければならない・お弁当の受け取り可能時間が限られるなど、時間的な制約があったこともあり、あまり社内では流行ってませんでした。

そりゃそうですよね。会社員として働いていれば、顧客からの問い合わせやトラブル対応などで急に仕事が立て込んで、
外にお弁当を買いにいけなくなった！ということや、会議が長引いて、気づけばランチタイムが終わってしまっていた(　；∀；)　ということがよくあります。
そんな時こそ、お弁当を注文したいのに、「事前に言っておかないとダメです」では、使いもんにならねぇよ　てやんでい！！というもの。

各自が好きなタイミングで購入できる、オフィスおかん

その点、オフィスおかんは、いつでも好きなタイミングで、好きなものを冷蔵庫から取り出せるので、不測の事態でお昼ごはんを外に買いにいけない／食べにいけなくなった、というケースにもばっちり対応できます。

また、レトルトパウチだから、家にそのまま持って帰れるというのも良いですよね。仕出し弁当をプラスチックのお弁当箱ごと持って買えるのはかさばるし、何より当日中にお弁当箱を返却して、お弁当屋さんに回収してもらうというルールだったので、持ち帰りNGでした。

そういう意味では、「レトルトパウチで提供」って、画期的かもしれません。

”おねだり”システムを使えば、「オフィスおかん」が総務部・人事部に直接提案！

「あー　うちの会社にもオフィスおかん、入れてくれないかな―
でも、総務とか人事とかの部署の人からしか、申し込めないんでしょ？」
と思ってたんですが、なんと、「社員からのおねだり」というルートがあるのを発見！

「社員からのおねだり」は、社員が「オフィスおかん」のホームページ上で「うちの会社にも入れて欲しい＼(^o^)／」とリクエストすると、「オフィスおかん」の運営会社のスタッフが、会社に直接営業をかけてくれるという仕組み！

社食や福利厚生の決裁権限がない、私のような一般社員が、総務や人事部などの購買部門と直接交渉し、意見を通しにいくというのは、いろんなしがらみもあってものすごく骨の折れること。

そんな大変な交渉をする必要もなく、オフィスおかんに交渉・調整をお任せすればOKというのが「おねだり」制度。
なにこれ、超便利！

会社のランチ環境にご意見・ご不満がある方は、
オフィスおかんを「おねだり」するといいかも！

▼オフィスおかんの詳細はこちら