最小限の努力でTOEIC900点を突破する勉強法

先日結果が出たのですが、1月に受験したTOEICで、900点を突破しましたー！！

実は今回のTOEICは、仕事が超絶に多忙だったこともあって、ほとんど勉強をせず受験してしまったのです。

しかし、結果はまさかの900超え(*´∀`)　自分でもびっくりして震えました。
正直、TOEIC900点台なんて、コツコツ勉強し続けた人か、帰国子女か、長期留学経験者しかとれない数字だと思ってました。

実際のところ、私は、

• 受験前3か月間の勉強時間は10時間未満
• 勉強らいしい勉強といえば、キクタンの聞き流しと、TOEIC受験前日の公式問題集×1回分のみ

という勉強量で、夢の900点台に突入してしまったのです。
★今までに使ってきた参考書等は、こちらの記事↓にまとめました。

”TOEIC900点”というラベルがもたらす効果は絶大

「TOEICで900点以上を取得した」という事実がもたらす効果は、絶大でした。

まず、最初に感じた変化が、転職市場における評価があがったこと。

転職サイトに登録していた履歴書の、「英語　TOEICスコア」の欄を「915点」へ書き換えた日から、高年収の案件がスカウトメールでばんばん飛んでくるようになりました。900点を超える前に受信していたスカウトメールと比べると、メールに記載された年収の平均金額が、100~150万くらいアップしていると思います。

なぜ、年収の高い案件がスカウトで送られてくるのか、ざっと調べてみたところ、以前と比べて外資系企業からのスカウトが増えたことと、海外関連業務に携わるマネジメント職のスカウトが増えたためでした。

賛否両論ありますが、世間的にはやはり、「英語ができる人＝高収入」なんですね。

※ちなみに、前回TOEICを受けたのは、約半年前の2012年6月で、その時のスコアは785でした。

結局は、勉強時間の総量がモノを言うTOEIC

900点を超えることができた理由は、やはり、勉強時間の「総量」がティッピングポイント（しきい値）を超えたからだ、としか言いようがありません。

これまでも数年間かけて、自分なりに頑張ってTOEICの勉強をしてきたけれど、まだまだ勉強時間の総量が足りていなかった。たったそれだけのことです。

マルコム・グラッドウェルが著書「Outliers(邦題：天才! 成功する人々の法則)」で語っている「10,000-Hour Rule」(一万時間の法則)。ものすごく端折ると、「ある分野を極めたいなら、10,000時間つぎ込めば良い。1万時間を超えれば、誰でもその分野のプロになれる」という説です。

天才! 成功する人々の法則

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マルコム・グラッドウェル 講談社 2009-05-13

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私もこの説が正しいと思っていて、TOEICに置き換えると、勉強時間をどれだけ積み上げてきましたか？、もう少し広く言えば、英語に触れている時間をどれだけ積み上げてきましたか？というのがポイントなんだと思います。

毎日30分しか時間が取れないのだとしても、週末にしか勉強時間をとれないのだとしても、勉強し続ければその「時間」は確実に積み上がり、1万時間というラインに近づいていきます。

私の場合は、試験前の3ヶ月間、机に向かって勉強らしい勉強はほぼしませんでしたが、毎日TEDで動画を見たり、huluで海外ドラマを英語字幕付きで見たりしていました。

さらに、その少し前には、フィリピンに1ヶ月間留学して、毎日英語漬けの生活を送っていました。

これらのことで、英語に触れている時間が積み上がり、結果的に、1万時間のラインを超えたんだと思います。…1万時間は言い過ぎで、もしかすると8,000時間くらいかもしれないけど (ﾟ∀ﾟ;)

まとめ

仕事に必要な資格だったり、語学だったり、対象はなんであれ、社会人になってから勉強をするのって、学生の時に比べると飛躍的に難しくなりますよね。とにかく、時間を捻出するのが難しい。

ただ、幸い、現代では昔に比べて、優秀な参考書や便利なツールがたくさん出ているので、勉強にかかるコストは金銭的にも工数的にも下がっているはずです。
それらをうまく活用すれば、スキマ時間を使って勉強できたり、同じ時間を使っても理解度が深まったりするので、累計1万時間への道程が軽く感じられたり、近道できたりもします。

私が思うTOEIC対策のポイントと、実際使って役に立ったと感じた本・ツールを、「私がTOEICで900点を取るまでに使っていた、本・アプリと勉強方法」という記事にまとめました。

それぞれの本・ツールの使い方など、詳細なレビューは追って記載していきます！