コンサルティング業界の実情　「激務ですか？」「はい、激務です！」

しばらく更新していなかったこちらのブログですが、
更新をサボってる間に転職いたしまして、
”元”経営コンサルタントになりました。（ブログタイトルは近々変えます。）

このブログにも「女性」「コンサル」「残業」といったキーワードで来てくれる方もいるようなので、私のコンサル時代の働き方をシェアすると、こんな感じでした。

コンサルタントの労働時間は、”都度変わる。”

• 普通のプロジェクトにアサインされてるときには、夜22時~終電くらいで帰れる。
• プロジェクトの狭間（前のプロジェクトが終了し、次のプロジェクトにアサインされる間の待機時期）には、定時に帰ってOK
• ただし、社内に常時2,3個は存在している”ヤバいプロジェクト”にアサインされてしまうと毎日朝3時・4時まで働くのは当たり前。⇒その場合、”明るくなるまで帰れない”

余談ですが、朝4時に帰ろうとすると、「あれ。まだ定時じゃないよ～」なんて冗談が飛び交う環境にいたこともありました笑　いま落ち着いて考えると、まじで頭おかしいよねと思うんですが、実際その中にいた時は、連日寝てないしアドレナリン出まくってるしで訳がわからなくなってました。

話を元に戻しましょう。労働時間については、「コンサルだから365日ずーっと激務」とか「”コンサル＝激務”っていうのは都市伝説だ」というのは、どちらも誤りで、アサインされるプロジェクトが普通ならそこそこ忙しい（ただし、鬼のようなプロジェクトにぶち込まれると、死ぬほど忙しい）
というのが実態です。

しんどい分、得るものもめちゃくちゃ多い。
それが経営コンサルタントという仕事。

とはいえ、そういう負荷が劇的に高い働き方をするからこそ、得られるものもたくさんあります。卑近なところで行けば、ストレス耐性は飛躍的に上がりましたし、Excelでのデータ集計やPowerPointでの資料作成スキルは、めちゃくちゃ上がりました。

他にも、フレームを使って効率的に情報を処理し、時間を無駄なく使うという仕事の進め方も身につくし、自分の働きに対して、お客様から高いお金をもらっているんだという実感が常にあるので、プロ意識というか、仕事に対する責任感も強くなると思います。

私の場合は「さすがに身が持たん…」と思い、日系の事業会社に転職しましたが、体育会出身等で体力に自信のある女性なら、成長機会を求めてコンサル業界に飛び込むのもアリだと思います。

何より、外資はもちろん日系であっても、コンサルティング業界はいい意味で評価がとてもフラット。成果を出せばどんどんプロモーション（昇進）できるし、そうじゃなきゃ居場所がなくなります。本当に、見ていて気持ちいいくらいの成果主義です。

また、明確な階級社会で、社員一人ひとりの階級（ランク）によって、できる仕事・やっていい仕事・権限の範囲が定められています。実績を出して昇進して階級が上がれば、やれる仕事の幅もぐっと広がるし、裁量が大きくなるので、働き方もある程度は自分の思うようにコントロールできるようになります。

ですので、日系の伝統的な会社で窮屈さを感じている方には、男女問わず、チャレンジしてみると良い環境です。まあ私はきれいにドロップアウトしましたけれども笑(ﾟ∀ﾟ)

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